5年ほど前、会社での健康診断の検査後に呼び出され、「まだ大きく無いけど、肺にちょっと気になる影がある」と、精密検査を受ける様に言われました。
当時の私は神に愛されてる者が病気で苦しむ訳が無いと根拠のない自信があり、検査の話を右から左へ受け流していました。
しかし昨年、再び健康診断で「4年前より大きくなってる。早急に病院にかかるように」と産業医から言われました。
近くの呼吸器科に受診して画像を見てみると、ある部分に数ミリの白い影があるとの事。
この画像からすると、脂肪か…肺炎の後か…もしかしたら癌の可能性もあるかも…との事で総合病院に紹介状を書くから行くように言われました。
当時は、紹介状を持って病院に行く事でその日の仕事休めて楽ができると気楽に考えてました。
総合病院に受診すると、心配無いよ、まあ急がないから半年後に再び受診してくださいと言われて、やっぱりそんなもんだ心配無いって言われた…。
みんな大袈裟だ…。
自分は大丈夫だ…。
と自己暗示に似たものを心の中で繰り返していました。
その後、かかりつけの内科の医師に話をすると「半年間も間隔空けていいのか?そんな状況なのに、そんな安気に構えててどうする?直接、私が総合病院の先生に掛け合ってみます。」と、2回目の診察の日程を早めてくださいました。
2回目の診察、画像診断の結果にて「これは、まだはっきりと何かは分からないが、出来れば手術は早めの方がいいね」
と言われて、出来るだけ早い日に手術する事になりました。
〈U.T〉
パート2に続く