私がクリスチャンになる少し前のことです。
夫のおばさんが亡くなりお通夜に行きました。お坊さんがお経を読んでいるのをなんとなく聞きながら、この世の中には色々な神様と呼ばれているものがあるけれど、その神様の数だけ天国があるのかな?それぞれに違う場所なのかな?だとしたら、みんな迷子になったりしないのかな?などとボンヤリ考えていました。
それまで私はあまり死後の世界に興味がなかったのですが、この頃から本当の神様ってなんだろう?と思うようになりました。
そして「私の本当の神様は誰なんでしょうか?教えてください。」と祈るようになりました。
それから、インターネットで調べたり本を読んだり正解探しを始めました。しかし、知識が増え頭で理解できても理解するのと信じることは別物で、なかなか答えが出ませんでした。考えれば考えるほどわからなくなるといった感じでした。
そんなある日、とある賛美セミナーに参加すると不思議なことが起きたのです。
セミナーの最後に参加者全員で賛美をしました。すると、歌い出した瞬間から何故か涙が溢れてきて本当に滝のように涙が止まらなくなりました。歌詞が響いたとかそういう単純なことではなく、むしろ歌詞は全く頭に入ってきませんでしたが、眩しいほどの強い白い光が部屋中にあふれ、どこもかしこも光輝いているような状態になり、神様からの答えを受け取ったのです。
その答えとは、声が聞こえたわけではなく言葉でもなく、何かが降り注ぐような感じでジワーっと身体の中に入ってきて、信じ切れていなかった心が 『全身全霊で信じます!』 という心に変えられていったのでした。本当に生まれ変わったような感覚で、なんとも不思議な体験でした。
自分の力で考えて調べて人から教えられてもわからなかったことが一瞬にして腑に落ちるようなこの不思議な体験は、きっと誰にでも起こり得ることだと思います。神様って本当にいるのかな?とか、いたらいいな、とか思っている人は、ぜひ祈ってみてください。「天の父なる神様〜」から始まって「イエスキリストの御名」によってお祈りしてみてください。
必ず答えが返ってきます。今すぐじゃないかもしれないけれど、あなたにとって最適な時に最適な方法で返ってきます。
『求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見出します。たたきなさい。そうすれば開かれます。』
マタイの福音書7章7節
〈Y.O〉