私は10代のころから万年ダイエッターである。今思えばちっとも太っていなかった。標準的な身長で標準的な体重だった。でも自分の納得いく体型ではなかったので、いつも気にしていた。でもとても意思が弱かったのでダイエットが成功したためしがなかった。
結婚出産を経て少しづつ歳をとり雪だるま式に増えた体重と脂肪。さらには仕事中に左胸と背中が尋常じゃないぐらいに痛くなって立っていられなくなったこともあった。
「これはいよいよ大変だ。神さま!この意思の弱い私を何とかしてください!三度の食事以外に食べ過ぎているのは分かり切っていること。今度こそダイエットを成功させたいです!」
本当に藁にもすがる思いで祈った。でも、この時は痩せなかった。
夏場には一旦体重は落ちるが冬になったら元通り。春になるころにはダイエット前より増量してしまう。このサイクルにハマり何度か繰り返したころ
『あんなに祈ったのに全然痩せないのはなぜ?たしかに健康的に怖い思いをしたのはあの時の一度だけだし守られているから良しとするべきなのか…』
いや、他にも良くない症状はいくつかあるし、このままではいけないことは明らかだ。
「神さま、私が痩せられないのはあなたの御心ですか?私は痩せたいです。健康的に良くない状況にきています。助けてください!」
もう一度祈った。祈りは聞かれた。
こういう時は大抵気持ちが平安になる。焦りも不安もない。本当に不思議なくらいとんとん拍子にことが運んでいく。聖霊さまが励ましてくれる。
私の目を開き食生活の傾向と対策を教えてくれた。誘惑に負けない強い心を与えてくれた。
『ダイエットごときで』と思う人もいるかもしれない。でもこれは私におきた本当の話。
何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
[ピリピ人への手紙 4:6]
神のなさることは、すべて時にかなって美しい。
[伝道者の書 3:11]
〈Y.O〉