以前、遠方に住む90歳のご夫婦が、当教会に挨拶に来てくださいました。その時に牧師先生が「神様からの知恵が与えられて、老々介護が出来るように」とおふたりの事を祈られました。今も、体の痛みや不調はありますが、支え合いながら、日々生活されています。そんなおふたりの証です。

ある朝、ご主人が朝ご飯の支度をし、奥様は庭にある畑の草取りをしていました。食事の準備が終わったご主人が「朝ご飯、出来たよ」と庭に呼びに出ると、奥様がうつ伏せで倒れていました。

(大変な事が起きた!)ご主人は、慌てて駆け寄り、救急車!と思ったその時、ふわっと神の知恵が与えられました。目に入ったのは、畑に植えてあるさつまいもの葉。たくさんの葉が並び、まるでベッドのように見えました。歩けない彼女をそこまで運び、芋のベッドに寝かせて水を飲ませたら、話ができるまで回復しました。

(大丈夫だ!)ホッとして、しばらく自分も一緒に、芋の葉の上に寝転がったそうです。すると、その場所だけが、日陰になっていて、家と家の間から、涼しい風が吹いている事に気付きました。そして、芋の葉の冷たさと土が、熱くなっていた身体を、冷やしてくれたのです。

それから、庭へ座布団を敷き詰めて、無事に彼女を運ぶことができ、着替えさせ、冷たい水で、身体を拭きました。その後、普通に歩き、食卓についた奥様は、何もなかったかのように、いつもの食前の祈りをしはじめました。
「イエスさま、今日も、健康を守ってくれて、ありがとうございます。」アーメン!

ハレルヤ✨主に感謝します!

『まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追ってくるでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。』詩篇23.6