先月、何年かぶりに体調を崩してしまった。1週間と少し、家事も仕事も全く出来ず、ただただ寝て食べて過ごす日々だった。
(またか……。)ずいぶん前にも病気をして、何度も療養を繰り返していた時期がある。その時も家族や職場に心配と迷惑をかけてしまった。
(あぁ、私…またみんなに迷惑かけてるな…)
主人に「ごめんね。また私のせいで…。」と言ったら、「共同生活とはこういうものだ〜」といつものように家事を引き受けてくれる。
息子は私が咳き込むたびに、「大丈夫か!?死にそうになったら言えよ?」と声をかけてくれていた笑
職場の仲間たちは「気にせずゆっくり休んでください。」と、私の代わりに交代で出勤してくれる。
何日間か、あの頃の何にも出来ない自分に逆戻りしていた。でも、幸せだな〜と思った。最近、なんの苦労もなく平和に暮らしていたのに、予想外の事態だった。でも人生って、いつもそんなもんだ。クリスチャンだからといって、苦労や病がなくなるわけではない。ただ、クリスチャンの強みは、その弱さの中にあっても、『神さまが共にいてくださる。この先に希望がある!だから大丈夫』という平安の中にいる事ができることだ。
体調が復活した日、久々に洗濯物を干しにベランダに出た。青空!!花と木!気持ちいい…。庭には義親がいて笑顔で「ご苦労さまでした!」と、笑ってくれた。
私には、たくさんの恵みが与えられている。困難があっても、神さまの平安の中で、多くの恵みに気付く事ができる。そして、この先にも希望がある事を、改めて感謝した療養期間でした。〈hiro〉
『これらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を得るためです。世にあっては苦難があります。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました。』ヨハネの福音書 16.33