去年、職場を変わり、全く知らないところで働き出しました。右も左もわからず、周りは私よりみんな若い人達、一回り以上違う人も半数近くいる職場でした。
変わって早々のある日に、隣で働いている人から仕事でのミスを指摘され、その人から文句を言われ、それから険悪な雰囲気に、、、、。
その時はこちらに落ち度があったので謝ったのですが、その日からその人との関係を修復する為に声を掛けても、返事は最低限で、キツイ言葉しか帰ってこない状態が続き、2ヶ月、3ヶ月と時間だけが過ぎていきました。こちらも必要な時以外は話をしないようになっていき、仕事をしていても、お互いに存在を無視するようになっていきました。
それでも、どうにか関係の修復を考えていた時に、

ルカ6:27〜28
『しかし、これを聞いているあなたがたに、わたしは言います。あなたがたの敵を愛しなさい。あなたがたを憎む者たちに善を行いなさい。
あなたがたを呪う者たちを祝福しなさい。あなたがたを侮辱する者たちのために祈りなさい。』

との御言葉が、、、。
頭では解っていても、平安な時には思えていた事が今の状況では心から思えません。
実際、今の私には到底出来ない事だと思っていたところ、ある牧師先生のコラムで

[あなたが大嫌いなあの人のことも、神様は愛しておられます。]

私もその人も同じ罪人で神さまに愛されている存在なんだと、思いました。
それからは心からその人のためにも祈れるようになりました。
今では、ごく普通に会話が出来るようになり毎日過ごせるようになりました。

私の必要な事と思いを教えて御言葉を与えてくださる神さまを褒め称えます。

『ですから、彼らと同じようにしてはいけません。あなたがたの父は、あなたがたが求める前から、あなたがたに必要なものを知っておられるのです。』
           マタイ福音書 6.8

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